果樹管理一覧

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この情報は、JA全農ふくれんが発行する情報誌『福岡の果樹kaju』(年6回発行)の記事を抜粋して掲載しています。ご購読のお問い合わせ・申し込みは、JA全農ふくれん園芸部園芸総合課(092-762-4728)までお願いします。

びわ

9月~12月のびわの基本管理を掲載しています。

9月から1月2までは、せん定から摘房・摘蕾、防除、防寒対策と重要な管理が続きます。

9月の管理

せん定

先月下旬から9月がせん定時期になります。7・8号を参考にこんでいる部分の枝の間引き・切返しを実施して下さい。

芽かき

びわでは、芽かきはせん定と併せて重要な作業になります。今月も発芽状況を見ながら、芽かきを実施します(7・8号参照)。

防除

がんしゅ病やナシヒメシンクイの防除が必要になります。

10月の管理

秋肥

2回目の秋肥を、10月上~中旬に施用して下さい。施用量は、窒素成分で年間施用量の15%程度になります。

10~11月の管理

摘房・摘蕾

10月になると出蕾が始まり、摘房の時期になります。摘房は、隔年結果を防ぎ、品質の良い揃った大玉を生産するための重要な管理です。出蕾して小花梗が分離する前が適期になります。基本的には、花房の充実している中心枝の花房を中心に残し、新梢に対する着房率が50%程度になるよう、摘房します。
ただし、寒害の危険がある園地では、開花の遅れる副梢の花房(第1図参照)を20~30%程度は利用し、全体での花房もやや多めに残しておきます。
摘蕾時期は、小花梗が分離しかけた10月下旬からになります。摘蕾を実施することで花の充実や肥大促進を図ります。また、摘蕾のやり方で開花期間を延長し、寒害の軽減を図ることも可能です。
摘蕾の方法は、第2図のように主に3つの方法があります。普通摘蕾が一般的な方法で、強摘蕾は、肥大は良くなりますが、寒害の危険がある地域では不向きです。上部2分の1摘蕾は、早期に実施することで、開花期間を長くし寒害の回避が可能となります。
また、大玉の「田中」については、第3図のように摘蕾を実施します。 

11~12月の管理

防除

 花房の生育に合わせて灰色カビ病・ビワサビダニ、炭そ病の防除が必要になります。

寒害防止

 寒害防止対策として、冷気がびわ園に停滞しないよう、防風林の下枝の刈り込みを実施しておきましょう。