「稽古が楽しみ！」「褒められた！」そんな前向きな気持ちで練習場を訪れてほしい。強さを学ぶだけでなく、子どもたちの個性を活かす指導を続けている道場。それが優武館 北崎道場です。

取材の際に拳士一人ひとりの良いところを熱く語ってくれた師範は「個々の性格を否定するような指導は決してしたくない。その子らしさを尊重することが子どもたちの実力を伸ばすためには必要」とおっしゃっていました。
稽古に行きたくなる工夫として、椅子取りゲームなどの「遊び」を取り入れることも。拳士たちが楽しく運動習慣を身につけられるような取り組みがたくさん盛り込まれており、キャプテンを中心に元気よく稽古に挑んでいました。

「Believe in myself〜自分を信じろ〜」「稽古をした分だけ汗をかいた分だけ身体はこたえてくれる」というモットーに従い、仲間と共に互いを磨く子どもたち。中国三大武術の１つ「少林拳」は自身と向き合う単独競技と思われがちですが、仲間を応援して「共戦」することも大事で、互いを磨くことで多くの子が昇級試験に合格してきました。今後も仲間と共に戦いながら全日本大会入賞を目指します。