小学1年生から6年生までの女子が所属する長尾ジュニアバレーボールクラブ。体育館での練習は本格的なバレーに挑む上級生と、ボールに親しむことから学ぶ下級生にわかれることも。それでも「真剣に遊ぶ」姿勢は同じ。OGもいっしょになって、年上の子が年下の子に手ほどきする姿もあちこちに見られます。
「バレーを通じて、スポーツの楽しさと仲間の大切さ、諦めないことの意味を知ってほしい」と監督は語ります。
始めた当初はおとなしかった子も、仲間たちに励まされながら挑戦を続けることで、ともに大きな声を出せるチームメイトに成長するそうです。卒業しても、その人を支える経験と関係が、このチームには満ちあふれています。
みんなでお揃いのミサンガを作ったり、試合中の掛け声を考えあったり。練習以外の時間も自分たちなりに考え、楽しんでいるそう。そうした関係が、2年連続の県大会出場といった結果にも繋がっています。
取材当日も、息のあった体操を披露していただきました。明るい笑顔がどんどん広がっていく様子にも、チームの絆の強さがにじみでていました。