新型コロナウイルス感染拡大防止のため3ヶ月ものあいだ練習をお休みしていたクローズ蒲池の皆さん。6月に入って練習を再開した後も、筋力が落ちていることなどを考えて、すこしずつ体を慣らすことから始めたそうです。
「もともとこのチームでは、ケガをしないための練習を重ねています」と与田監督。「ちいさな子もいますから、つきゆびなどにも気をつけて、まずはゴロやバウンドをキャッチするところから、ていねいに指導しています」
そうした気配りはチーム全体に行き渡り、練習では上級生が下級生にやさしく教える場面も見られました。また、体育館に響く元気な声には、長い休みを挟んでいたぶん、体を動かせるよろこびに満ちあふれていました。
子ども会から始まったチームも、丸10年。ひとりひとりが自主的に考え、楽しみながらチャレンジしていく。その姿勢は年々強くなっているそう。できることが増えるにしたがって勝ちたい気持ちが芽生え、努力の大切さを知る。その積み重ねがチーム全体の実力を育んできました。
再び試合ができる日を目指して、クローズ蒲池は今日も一丸となり、いまできることに全力で取り組んでいます。