創部から40年以上という長い歴史を誇る芦屋ジョギングクラブでは、木曜日を除く毎日、練習に励んでいます。
「陸上競技の基本は、おなじことを忍耐強く繰り返すことにあります」と井口監督はおっしゃいます。「このクラブではメンバーの体力に応じたメニューを組んでコツコツ努力を重ねています。その積み重ねが大会での成績という結果にあらわれますし、主力メンバーが卒業しても、クラブとしての実力は県トップレベルを保っています」
リレー種目で全国大会に3度出場しているほか、地域の大会で優勝したことは数しれず。そうした活躍をニュース等で知った子どもたちが、体験を申し込み、入部することも少なくないそうです。
真剣かつ充実した表情で、呼吸をそろえて走る子どもたち。黙々と頑張れるのは、走ることの楽しさと魅力を知っているからでしょう。
夏は短距離、冬は長距離を中心に、ときにはゲーム要素を取り入れながら、日々の練習を楽しくこなしていく。試合も中止になることが多い苦難の時期ですが、その先に待つ栄光に向け、子どもたちの足が止まることはありません。