年中から中学3年まで、約40人が所属する警固新体操クラブ。年齢関係なく互いに刺激しあい、ともに成長できる仲間として日々切磋琢磨しています。
練習は全員でのストレッチからスタート。先輩は低学年を優しくサポートしながら、新体操の基礎を教えます。その後、学年ごとにわかれて、フープやクラブなど競技種目を練習。楽しみながらも表情は真剣そのもの。手具の基本や美しい身のこなしなど、コーチの動きを観察しながら、技を盗んでいきます。
できないことを叱るのではなく「褒めてのばす」指導を心がけているという堤監督。「『できた!』という実感と、『また頑張ろう!』という気持ちが大事。練習はその積み重ねです」。達成感と向上心こそ、次の原動力に繋がっています。
「周囲の支えに感謝できる人こそ本当の勝者」という想いを込めて、「ありがとう」の気持ちは、言葉で伝えることを徹底指導。新体操を通して、礼儀や社会性を身につけてほしいというコーチの想いは、「感謝の心」というチームのモットーにも表れています。
「今日もよろしくお願いします」。体育館中に響く子どもたちの声。次なる目標に向け、演技と心を磨く練習が始まります。