2005年の創部から試行錯誤しながら力をつけ、17年目を迎えたSMILEY's。九州大会で優勝を経験し、上位でしたが、昨年はコロナ禍のために試合を含む活動の多くが中止となり、くやしい時期を過ごすこととなりました。
活動を再開できたことは嬉しいものの、ブランクは大きく、子どもたちの体力も技術も以前のレベルまで戻すところからの再スタートに。監督にとっても経験のない事態でしたが、ドッジボールをできることに子どもたちは素直な喜びを見せ、笑顔で困難を乗り越えてきました。
チーム名の「SMILEY's」には「みんなが笑顔になれるよう1人1人が全力で取り組む」という願いがこめられており、まさにその精神が再起動の力となったのです。
SMILEY'sでは子どもたちの持つ個性を見極め、それぞれに合った指導を心がけているそうです。できる喜びを積み重ね、仲間との連携を向上させながら、みんなで勝てる試合を目指す。今年後半は鹿児島での九州大会をはじめ、4つの大会が控えています。待ちに待った晴れ舞台を前に、元気いっぱい練習に取り組む子どもたちの目は、だれにも負けることのない輝きに満ちています。