公民館サークルとして活動する「別府 TRYGETTERS」では、なにごとも「子ども中心」に考え、「習い事」よりも「遊び」としてタグラグビーを楽しんでいます。
まずは独特な形状のボールと仲良くなることを目標に、低学年から高学年までいっしょになって練習に取り組んでいます。その楽しさに引き寄せられるように、2020年9月の創設からわずか1年で10名を超えるチームになりました。
人数が増えることで、低学年の子は高学年のプレーを真似てがんばったり、高学年の子もいいところを見せようと努力するなど、おたがいを高め合う効果も生まれています。遊びのような楽しさを通じて、競技に必要な運動能力が引き出され、子どもたちはぐんぐんと成長していきます。
積極的にトライを取りに行くことを目指してつけられた「トライゲッターズ」というチーム名。チームのロゴを入れたユニフォームで「ワンチーム」の絆も強まりました。
楽しそうな練習の中でも、タグを取り合う場面では顔つきがぐっと真剣に。楽しさの先にある達成感が「もっとうまくなりたい」という思いを芽生えさせ、さらなる成長を促していきます。