太陽が照りつける真夏のグラウンドで、暑さなどものともせずに走って、跳んで、楽しそうに笑う子どもたち。体を動かすことが好きでたまらないことを、全身で表現しているかのようです。
粕屋ランニングクラブでは、特定の競技のみを練習するのではなく、多種多様な動きを経験させることを重視しています。プレゴールデンエイジからゴールデンエイジという、人生の中で最も運動神経が発達する時期だからこそ、スポーツを楽しみ、好きになってもらい、続けていくための土台作りに注力しているのです。
さらに、グループでの練習を通じてチームワークの大切さを学ぶことで、人としての成長も促していきます。
6月の福岡市民陸上では多くの上位入賞を果たし、子どもたちにとっても自信と意欲につながる結果となりました。
「陸上競技は自分との戦いなので、大会で自分の記録を1秒、1cmでも伸ばすことを目標としています」と、代表の得丸コーチが言うように、子どもたちの目に宿る真剣さには、自分の記録に挑戦しようというひたむきさが感じられました。その視線の先に、輝かしい未来が待っています。