福岡空港そばのグラウンドで、飛行機の轟音にも負けない声をあげながら練習に励む子どもたち。40名を超えるメンバーは、監督やコーチの指示を待つことなく、自分たちで考えてどんどん動いていきます。
「楽しければ上手くなる、上手くなるから楽しくなる」というチームのモットーにも示されているとおり、FC FOREST HAKATAの子どもたちは、とにかく楽しむことが得意。練習が始まると、そこでも、ここでも、ボールを蹴り合う姿が見られ、一瞬も止まることがありません。
「止める・蹴る・運ぶ」の技術を磨いて「足元のサッカー」を習得することがチームの目標。高学年になると戦術についても学び、さらにサッカーが楽しくなっていくそうです。
1985年に前身となるチームが結成され、もうすぐ40年。プロ選手も輩出し、チームとして全国大会に出場した経験も。そうした歴史に新たな栄光を加えるべく、子どもたちも本気で楽しみながら、頑張っています。ときにぶつかることがあっても、すぐに仲直り。チャレンジの結果のミスなら前向きに。互いを認め合う姿勢でチームワークを磨き、もっと上手くなりたいという熱意もともに高めていきます。