練習が始まると、一瞬だってじっとなんかしていられない、というように動きまわる子どもたち。七隈男子ミニバスケットボールクラブのメンバーは、とにかく楽しそうにボールに触り、互いに声をかけあいながら、自分たちの実力を伸ばすため、あちらへ、こちらへと、突き進んでいきます。
それもそのはず。チームのモットーであり目標とするところが「バスケットは楽しい、おもしろいということを実感する」ことにあるのです。
最近まで部員9人でしたが、少しずつ仲間が増え、今では20人と倍増しました。低学年の子も増え、高学年の子がアドバイスする姿も見られるようになり、そうした交流がチーム全体の実力アップにもつながっています。
試合となれば激しく攻守が切り替わるのがバスケットボールという競技の特徴。個人の判断力が求められる場面も多いので、普段の練習においても「判断力を磨く」ことに重きを置いているそうです。練習メニューも次から次へと展開し、飽きたり疲れたりする暇もないほど。子どもたちはそんな時間をとことん楽しみながら成長していきます。その積み重ねが、勝利という結果に結びつくことを信じて。