練習前はあどけない笑顔でおしゃべりを楽しんでいた子どもたちも、音楽が響いてくると一転して真剣な面持ちに。それぞれが主役としてその場に立っているような、強い表現力を持った動きで踊ります。教室の中はすぐに熱気に満たされていき、子どもたちのステップも一段と力強く、踊れることの楽しさと歓びが伝わってくるものに。
1996年に開校した「Rダンススタジオ」は、20年以上の歴史を重ねるなか、一貫して「観る人に勇気と感動を与えられるようなダンスを披露する」ことを目標としてきました。その実現のため、一人一人の個性を大切に指導されてきたそうです。自分の個性を愛し、ダンスを愛する。その先にこそ、人を感動させる表現が開花するのです。
取材当日もおそろいの衣装に身を包んでいた子どもたち。毎春の発表会や地域のイベントなどでもダンスを披露する機会があり、そのときに重視されるのはチームワーク。魅せる動きを意識して、心をひとつに舞台に上がります。
満面の笑顔で踊る生徒たちは、日々の練習と交流のを通じて自分を高めるとともに、これからも多くの人々を感動させ、勇気づけていくことでしょう。