ボールを落とさなければ負けない。そんなシンプルさゆえに奥の深い競技で勝つため、久留米バレーボールクラブではレシーブの練習を重点的に行っています。次につなげるため高くあがるボール。子どもたちの掛け声もボールとともに上へ上へと伸びていき、体育館中に響きわたります。
チーム結成から5年の節目となる2022年に、地区新人大会で優勝を飾り、福岡県大会でも3位入賞を果たしました。その飛躍を支えるのが、チームのモットーである「勇猛精進」の姿勢です。どんな困難にも勇猛果敢に挑み、一日ごとにすこしずつでも上達するよう精進する。練習では個人の目標を設定することで心身を鍛え、チームとしての目標を共有することで仲間意識を育んでいるそうです。
試合での結果もついてきたことから、子どもたちは休憩時間にもボールを離さず、自主的に練習するようになったそうです。仲間と息を合わせるためには、コートの外でのコミュニケーションも大事。練習のほかにもバーベキューやクリスマス会など、楽しみながら結束を強くするイベントも。チームの歴史が始まったばかりだからこそ、これからも新しいことにチャレンジして、可能性を広げていきます。