華麗で多彩な足技が特徴的な、韓国生まれの武道、テコンドー。令和元年に設立された甘木テコンドークラブには、競技の魅力に惹きつけられた子どもたちが集い、指導者である秀﨑先生のもと、練習に励んでいます。
武道場の一隅にはサンドバックなどの練習器具も完備されており、少人数体制を活かした丁寧な指導を通じて、ひとつひとつの動作を繰り返しながら、技を体でおぼえていきます。成長期まっただなかの子どもたちを対象としていることもあり、準備運動はもちろん、練習の合間にもこまめにストレッチを取り入れています。
難易度の高い技に挑むためにも、まずは基本をしっかり反復。その積み重ねが子どもたちの自信にもつながります。
練習のあいだ、武道場ではミットやサンドバックに蹴りを決める心地よい音が響きます。また、取材時には見事な蹴りによる板割りも披露していただきました。
多くの子が未経験からのスタートで、それはつまり伸びしろが広いということ。これまでにも福岡県テコンドー選手権大会準優勝や九州テコンドー選手権大会出場などの成績を残してきたクラブの、今後の発展が期待されます。