昨年、創設30周年を迎えた若宮クラブは、その記念すべき年に九州大会出場を叶えました。今年からは主力メンバーが変わり心機一転。先輩の背中を見てきた子たちが、ボールを投げる大きな役目を担う番です。
ドッジボールの試合時間は、わずか5分。全身を使ってボールと向き合うだけでなく、相手のわずかな集中力の途切れを突く心理戦も伴う競技です。どんな強豪チームが相手でも、一瞬の隙はできるもの。チャンスを見逃さないよう冷静さを失わないことが、勝利の鍵になるのだそう。
スローガンに「気持ちはいつも、輝く心で!」を掲げ、どのチームよりも声で負けない、気持ちで負けないよう、練習に励み、自身のベストプレーを目指します。
もともとは体育指導員だったコーチたちによる「ボールひとつから男女だれでも始められる」という提案から発足した若宮クラブ。ドッジを通じて「自分が主人公になったかのような高揚感」を味わいながら、成功体験を重ね、おおきく成長した姿で羽ばたく姿を、指導者も、保護者も期待されているとのことです。まだまだ発展途上、だからこそ可能性だらけのチームの今後が楽しみです。