わずか2名の部員からスタートした、陸上クラブYASC。それから6年が経過したいまでは、40名を超える大きなクラブとなり、全国大会出場を勝ち取るなど、結果の面でもめざましい成長が見られます。
発達段階である児童期は、身体の成長の速さもひとりひとり異なり、できること、できないことも人それぞれ。そうした事実を踏まえ、陸上クラブYASCでは、個人の成長にフォーカスをあて、「できないことができるようになる!」をモットーに指導を行っているそう。課題を設ける際にも「できるか、できないか」の絶妙な位置に設定し、子どもたちがクリアに向け本気で取り組める環境を整えることで、個人の成長、さらにはチームの強化につなげています。
人数が多いこともあってか、リレー、ハードル、高跳び、幅跳びなど、グラウンドのあちこちでいろんな競技の練習が行われます。共通しているのは、どの練習においても子どもたち同士でフォームをチェックし、声を掛け合うこと。そして、声援と笑い声が絶えないこと。
真剣に、でも楽しさを忘れない。それが、チャレンジを続ける、なによりの原動力なのかもしれません。