前身となるクラブ創設から数えて40年以上という長い歴史を持つ福南ジュニアサッカークラブ。現在は40名を超える子どもたちが所属する大所帯です。
人数が多いぶん、子どもたち同士での交流も活発で、互いの得意・不得意を確認しながらアドバイスを送り合い、チームとしての強さに磨きをかけています。
コーチ陣からは、ひとりひとりの状況に応じた個別の課題が与えられるそう。指導者からの言葉は客観的評価となり、その言葉を通じて子どもたちは自分の強みも弱点も把握します。どうすれば課題を解決できるのかも自分たちで考え、練習に反映し、できないことができるようになっていく。そんな挑戦の積み重ねが、実力の基盤になるのです。
チーム全体の目標も、子どもたちが主体的に決める。それが福南ジュニアサッカークラブの特徴です。
気持ちと目標、そして経験を共有することで、チームメイトを思いやる心も育まれ、チームの一員としてなにをすべきかを考えられる選手へと成長していきます。子どもたちの根っこにあるのは優しさですが、その優しさが仲間意識を形成し、チーム全体の強さへとつながっていくのです。