結成から4年目という若いチームながら、昨年の県大会予選ではベスト4に進出するなど、目覚ましい躍進を遂げている須恵スーパーヒーローズ。
1年目はキャッチボールもようやくできる程度、2年目で試合に挑むも緊張に見舞われて敗退。しかし練習を続け、試合を重ねる中で初めての勝利をつかみ、チームにも変化が。
「ベスト4に入ったとき、サヨナラ勝ちを決めたときには、保護者のみんなが号泣しました」と監督が語るように、メンバーの成長ぶりには目を見張るものがありました。
自分で考えて、楽しみながら野球に取り組む。失敗も成功への通過点と捉える。チームで共有するその思いと、ひとりひとりの頑張りが、大きな花を咲かせたのです。
最近では「先発行かせて!」「俺が打つ!」と自発的に前へ出るようになったメンバーたち。そんなポジティブさがチーム全体に良い影響を及ぼしているようです。
キャンプをはじめ、練習以外にも親睦を深める機会が多く、監督やコーチとのコミュニケーションも友人同士のように気さくで、その関係性もまた成長の糧となっています。スーパーヒーローたちの今後の活躍から、目が離せません。