来年、記念すべき創部50周年を迎える南ライオンズ。「優勝」の2文字を目標に掲げるチームのみんなの成長ぶりには、福川監督も「驚きを隠せない」と語っています。
これまで力を入れてきた食育の成果も出ているようで、練習の一環として始めた「1人1つずつおにぎり持参」を通じ、激しい運動で消費したエネルギーをその場で補充することで、成長期の強い体作りをサポートしているそう。
また、休息も大切にしたいと「家族サービスデー」というシステムを設けているのもチームの特徴。同日は練習を休みにして身体を癒す時間にあてるとともに、普段チームのお手伝いをしてくれている保護者たちのためにも、家族で過ごす時間を作りたいとの思いが込められています。
日々の練習に加え、各種大会にもエントリーし、野球以外の活動も積極的に行うことで、子どもたちの絆も深まり、チーム全体の成長につながります。みんなのやる気を奮い立たせるため、指導者も常に同じ目線で向き合って声をかけているそう。6年生にとって最後の試合を控える時期の取材でしたが、優勝目指して頑張る時間も良い思い出になっているのだと、子どもたちの笑顔が教えてくれました。