「いつか私もアタッカーになりたい」。背番号1番には、メンバーにとって特別な思いが込められています。
昨年行われた九州親善ドッジボール大会に福岡県代表として出場し、見事フレンドリーグ優勝を飾った香椎浜ジェイソンズ。以前は黒いハチマキが選抜メンバーの証でしたが、練習や試合でみせた活躍によってユニフォーム番号を変えてみた結果、みんなのモチベーションを促すきっかけになったそう。チームの目標である「全国大会出場」の実現に向け、やる気も引き出されます。
ベンチに入れるのは20人。苦楽をともにした下級生と上級生は、良きライバルであり、互いを支え合う大切な存在でもあります。
海外ではマルチボールという名前で盛んなドッジボール。「身体も頭も使うスポーツなので、中学校に繋げられる体力づくりができる」と宮崎監督。最初は戸惑う子どもたちも、練習を重ねるにつれ、勇敢にボールに立ち向かうようになるそうです。昨年の大会では悔しさも味わいましたが、今年は全国大会が地元近くの照葉ということもあり、持ち前のチャレンジ精神と明るさで、夢の舞台を目指します。