2011年にチーム発足となった「愛宕浜ブルーオーシャンズ」は、2017年に福岡少年野球連盟に加盟し、2023年にはチーム初となる県大会出場を果たしました。
成長の背景にあるのは「自分たちで考える」ことを徹底した指導方針です。グラウンド上だけでなく、準備段階から、なにをどうすればいいのかを子どもたちで考える。その積み重ねの結果、試合中にも自分の判断で動けるようになるのだそうです。また、自分で考えることがあたりまえになると、メンバー同士で意見を出しあう環境も生まれ、そのやりとりが絆を強めると同時に、技術向上にもつながります。こうした自律思考がチームの文化として定着し、世代を超えた「強み」として受け継がれているのです。
成長期の子どもたちを食の面からも支えるため、練習には捕食としておにぎりを持参し、疲れてくるタイミングでエネルギーを補給して、体の成長を促します。
指導者からの声掛けだけでなく、子どもたち同士でも積極的に声を掛け合うのもチームの特徴。各々の強みと苦手を理解し、磨き合い、総合力を高めるのです。「常に全力プレー!完全燃焼」を合言葉に、挑戦は続きます。