「できる、できる、必ずできる!」。体育館に力強い掛け声を響かせたあと、パフォーマンスで素敵な表情を見せてくれたNAOチアダンスクラブ。「やれば出来る!」「笑顔で元気に!」というモットーを確認するように、みんなで円陣を組み「できる」の言葉を口にしてステージにあがるのがクラブのスタイルです。
観る人に勇気を与えるだけでなく、ダンスを通じて自分たちも元気になる。学校や学年は違っても、「チアスピリット」の意識を共有しながら、一体感を持って練習に励んでいるそう。今回の取材では「金のめし丸」にちなんで、金色のポンポンを準備していただいてのダンスタイム。子どもたちの熱い思いがしっかりと伝わってきました。
2009年の創設からこれまで、2度の全国大会出場など、目覚ましい成績を収めてきたクラブですが、地元のお祭りなどのイベント出演も多く、年間のスケジュールは多忙。充実した活動を経て、春の卒部式では「チアのおかげで自信を持てるようになった」と語る子が多く、今村コーチも涙するそうです。夏に控えたチアダンスコンペティションの九州大会に向け練習を重ねる、クラブのこれからに期待です。