大会でベストを尽くせるよう、苦しい練習にも懸命に取り組む、うきは市陸上クラブの子どもたち。「脚上げて」「真っ直ぐ前見て」と、松岡監督の指導にも熱が入ります。
基礎をしっかり身につけてほしいと、約1時間半の練習では、ウォーミングアップや基本となるトレーニングを重視。また陸上だけにとらわれず、サッカーや他のスポーツを取り入れるなど、子どもたちの体力づくりや、モチベーションを高める工夫にも、監督ならではのアイデアが詰まっています。「走る楽しさが芽生えれば、もっと頑張ろうと自発的に行動できるはず。その時が本当の成長のとき」とテクニックだけでなく、子どもたちのやる気次第で上達できる環境づくりに心を配っています。
メンバーたちが自ら選んだ男女それぞれのキャプテンを中心に、約50人のチームは団結力も抜群。「上級生たちの面倒見も良く、和気あいあいとした息のあったクラブ」と誰もが認めるほどです。
チームの次なる目標は全国大会出場。「チャンスはある」と強気に語る監督。その期待に応えるために、選手一丸となり夢のゴールへと駆け抜けます。