体育館に大きく掲げられた「剣道教訓」。夜須剣道スポーツ少年団の子どもたちは「元気・礼儀・心と体を鍛える・友情・親孝行」の5つを胸に、日々稽古に励んでいます。
これまでの努力が実を結び、今年の読売少年剣道大会では大きな転機となる出来事もありました。新チームで臨んだ大会予選。いままで一度も勝てなかった相手との勝負に勝ったときには、森山先生も涙が出るほど感動したそうです。
子どもたちが全力で竹刀を振るう姿に心打たれ、会場の熱気も凄まじかったそう。最終的には、準優勝という輝かしい成績を残すことができました。
今年の目標は「筑前旗剣道大会優勝!」。これからも“教訓”を忘れず、さらなる高みを目指します。
経験と個性豊かな指導者の皆さんとともに、夜須剣道スポーツ少年団は「みんなが足を運びたくなる道場」を目指し、ほかのスポーツに触れたり、地域イベントに参加したり、各地の小学校を訪れ剣道の楽しさを伝えたりと、多岐にわたって活動しています。稽古の前後ではボール遊びやリレーを楽しむなど、“新しい風”を取り入れる柔軟さが、彼らの強さにつながっているに違いありません。