甲斐田監督の指導の元、のびのびと練習する子どもたち。取材当日も試合で、終了後に練習場所まで戻ってきてくれたとのこと。疲れを一切感じさせない元気いっぱいのダンスを披露してくれました。
「あえて見守る」指導を方針としている八女FC。コントローラーを子どもたちに委ね、考える力を養うことが目的で、試合では監督の指示を超えるナイスプレーをみせるようになりました。また、毎年8月に主催する大会では、今年初の試みとして「選手の選手による選手のための大会」を宣言し、準備から片付けまで選手主体で行うなど、内容をグレードアップ。新しいことに怯まないチャレンジ精神が、チームの強さにつながっています。
八女FCでは指導者と子どもたちとの間でサッカーノートを使ったコミュニケーションをとっています。監督やコーチが赤ペンを持つ「先生」となって個々人の長所やクセを伝え、新しい発見につなげることで、本番で最大限の力を発揮できるようになり、瞬発力が求められるプレーにも強くなれたそう。体力づくりに加え、これからも多方面で自主的に「学び」続ける子どもたちの活躍から目が離せません。