1998年の創部から「一致団結の心」を守り続けてきた松島ジュニアクラブは、みんなで目標を共有し、集中力と思考の備わったプレーを通じて、自分とチーム全体を成長させていくことをモットーとしています。
部員数が増え、学年や能力で2グループに分かれて練習するようになり、ボールに初めて触れる子も安心して参加できる環境が整いました。ソフトボールの基本として最初に学ぶのは姿勢。怪我をしないフォームを身に着けることが、後の成長の土台になります。
練習では厳しい声をかける監督たちですが、どんな言葉にも「プレッシャーを背負わず、スポーツで悩みを吹き飛ばしてほしい」というエールが込められているそうです。
夏の大会でも好成績をおさめ、チームの「元気パワー」も一段と増した今年。取材に訪れた8月には、イベント開始直前に大雨が降り出し、グラウンドが使えなくなるピンチに見舞われるも、雨天に負けないパワフルなダンスで雨雲を吹き飛ばし、青空を呼ぶというミラクルを起こしてくれました。記念撮影に写った「晴れやかな笑顔」を、これからの試合でも見せてくれるに違いありません。