お揃いのTシャツに書かれた「Try! Fly! Believe! Cheer!」の言葉の通り、戸原フットベースボールクラブの子どもたちは自分たちを信じて、果敢にボールに向かっていきます。創設10周年という節目が近づくなか、新たな試みとして「指示サインを出さない作戦」で試合に臨んだところ、大量得点での勝利をおさめました。子どもたちの成長が見えたこの経験を踏まえ、作戦会議をみんなに任せることに。子どもたちの自由な発想を活かした結果、夏の新人戦で3位、リーグ戦で4勝をあげるという好成績につながりました。
キックには自信あり。守備の強化と、少ない人数でどう攻めるか、という今後の課題にも全員で取り組むことで、さらなる飛躍が期待されます。
取材にうかがった日には、金のめし丸応援体操を踊ったあと、スイカ割りも楽しんだ子どもたち。練習以外の行事を取り入れることが良い息抜きになると同時に、チームの絆を深めるきっかけにもなっています。
まだ競技人口の少ないフットベースボールですが、取り組んだ過程すべてが意味ある時間になるよう練習に励む子どもたちの背中は、やる気に溢れていました。