取材当日は夏休みの最中。陽射しもきついなか、子どもたちは暑さをものともせず練習に取り組んでいました。
「ひと夏を越えたときに、どの子も、ぐんと伸びるんです」と保護者がおっしゃるように、北野シャイナーズのメンバーは日々の練習を着実に成長へと結びつけています。
結成から20余年。全九州小学生ソフトボール大会での優勝、福岡少年ソフトボール選手権大会では2連覇達成など、輝かしい実績を伴いながら、福岡を代表するチームへと歴史を築いています。
目標はずばり「日本一」。その勢いを証明するように、どの試合も「勝ちに行く」という思いを前面に出して挑むそうです。
最後まで諦めない、声を出す、一生懸命走るといったことに加え、チームのモットーには「感謝」の一言が。練習に協力してくれる監督や保護者に加えて、競技そのものへの感謝の気持ちもそこには含まれています。
仲間との絆だけではなく、「ソフトボールが好きだ」という熱意が、少年たちを成長させる大切な糧となっていることは、練習の合間の笑顔にも表れていました。