合川少年野球クラブのメンバーは、グラウンドに入るときの挨拶から元気よく声を出します。チームのモットーは「全力野球」。積極的に攻め、全力で走り、確実に守る野球を常に心がけること。最後まで粘り強く、諦めずに取り組んでいくこと。日々の練習で培われたその精神は、メンバーの日常にまでしっかりと根づいているようです。
「練習内容は上級生も下級生も敢えて同じにしています」と監督。できることをやるのではなく、高い目標を掲げることで、より懸命に取り組むのだそうです。同時に、同じチームのメンバーとしての一体感も強くなり、練習の合間の雰囲気もにぎやかなものに。野球の実力も上昇傾向で、まずは久留米の頂点に立つことが目標です。
苦しい時も笑顔で乗り越え、最後まで全力プレーできるよう、打席では笑顔をつくることを意識しているそう。試合などでは辛い経験も味わいますが、メンバーの笑顔がその悔しさを成長の糧へと変えてくれるのです。
昨年新調したユニフォームには、チームの伝統色であるネイビーに闘志を思わせる赤色を採用。子どもたちのやる気にも拍車がかかっています。