練習の合間、子供たちは自主練の計画案を持って、監督のもとに集まります。それぞれの目標を自分で考え、実現に向け行動していくこと。それこそが、チーム全体を前進させる力になっていくのです。
今年度は6年生不在でありながらも、チームの目標だった「年間30勝以上」を見事に達成。上級生がいないぶん、低学年から多くの試合を経験することで、メンバーひとりひとりに自信と実力が育まれてきました。
泣く回数が減ってきたことも成長の証だと、安陪監督は言います。「負けて泣くより、勝って泣こう」という指導を受けることで、子供たちも悔しさを涙とともに流すのではなく、次へのステップとして乗り越えているのです。
東野少年野球の創部は25年前。親子二代で部員という方もいらっしゃる、歴史あるチームです。
『あいさつ・元気・一生懸命』というモットーのとおり、交わす言葉は元気で丁寧。部員・保護者・OBの和気あいあいとした雰囲気がチームの一体感を生んでいます。
厳しい練習を重ね、来年度は大きな目標である「優勝」に向かって、さらなる躍進を遂げることでしょう。