筑紫道場のメンバーである総勢28名の子供たちは、体格も個性も様々ですが、礼儀正しく、粘り強く、柔道に取り組む姿勢は皆おなじ。道場に響く元気な声にも、しっかりとした芯の強さが宿っています。
始めた当初は柔道着の帯を自分で結べなかった子も、鍛錬を重ねていく中でできることが増えていき、受け身や打ち込みなども正しく身につけていくとともに、人に対して思いやりある行動がとれるようになるそうです。
勝負の勝ち負けも大切にしながら、人としての成長を目指す。それこそが第一の目標。基礎体力の向上をはじめとする個別の目標もありますが、「努力の積み重ねが上達の早道」と、全員がひたむきに頑張っています。
練習のほかにも、様々なレクリエーションを通じてメンバー同士の絆を強めている筑紫道場。特に上級生は練習で培った思いやりの気持ちを活かし、年下の面倒見もよく、休憩時間は保護者も交えて和やかな雰囲気に。
新しいメンバーも加わり、上位入賞が狙えるようになってきたことで、練習にもさらに熱が入ります。小さな成長を重ねながら、大きな成果を手にする日も近そうです。