創部から7年の若いチームながら、メンバーは女子8名を含む計60名と多く、低学年の子も積極的にボールに親しんでいます。「楽しむことはもちろんですが、ラグビーを通じて規律や責任感、それに勇気と自主性を身につけてもらいたい」と西田監督。その思いに応えるように、監督やコーチの指示に子どもたちもきびきびと動きます。
体格や技術の差があるので、学年によって練習メニューも異なりますが、「自らの長所を伸ばすこと」、「勇気をもってぶつかっていくこと」が共通の目標。最初は怖がっていた子も、一度タックルを決めると、そこからぐんと成長するそうです。仲間を信じ、自分を信じ、どこかで勇気を出すこと。その決心が、次のステップへの扉を開くのです。
昨年の県大会では3位入賞を果たし、今年の秋は優勝を目指すという雄志台ラグビースクール。様々なレクリエーションやfacebookでの交流も、強い絆を持つチームビルディングに大切な役割を果たしています。
歴史は浅くとも、志は高く、将来の強豪となるべく切磋琢磨していく。横断幕に書かれた「走れ!闘え!」の激励に鼓舞されながら、子どもたちは今日も必死に駆けています。