グラウンドに到着すると、声を掛け合って自主練を始めるメンバーたち。のびのびとした雰囲気ですが、表情は真剣そのもの。練習時間になると、足と声をぴたりとあわせ、まずはランニングから。創部から38年を迎えた菊池クラブには、どこにも負けない一体感が息づいています。
「ピンチを笑顔でのりきる」を合言葉に日々の練習に臨んでいる、と棚町監督はおっしゃいます。
「大事な場面で実力を発揮できないのは悔しいですから、過度に緊張するのではなく、試合を楽しめるようになってほしいと思っています」
そんな思いが実を結び、夏の地区大会では見事優勝。次の目標は10月の大会、狙うはもちろん優勝です。
めし丸くんとの体操でも息の合ったところを披露してくれたメンバーたち。チームワークの良さは随所に表れます。
「野球で身につけた礼儀や自信、悔しい経験が、中学、高校でも自分らしく、堂々と生きるための土台になったら嬉しいですね」と監督。
チャンスが来たらフルスイング。そんなたくましさを、今日も菊池クラブのメンバーは育んでいます。