とにかく楽しいバレーを。それが、小笹ジュニアバレーボールクラブの根底に流れる精神です。創設者でもある山本総監督は「バレーが好き、という気持ちをなにより大切にしていきたい」とおっしゃいます。
思うように動けなかったり、悔しさを味わったり、ときには怪我をすることも。それでもバレーを「好き」と思えるのは、それぞれが目標を持ち、そこへ向かって一歩ずつ前進していけるから。
メンバーひとりひとりの練習ノートには日々の記録に加え、各々の課題や悩みも書かれています。そのすべてにコーチが目をとおし、丁寧にコメントを返す。そうしたやりとりも、強さの秘訣なのでしょう。
横断幕にも書かれた「夢にジャンプ」という言葉が、チームのスローガン。それとは別に、毎年、6年生が考える年間テーマもあり、今年度は「一勝健明」。明るく元気に、一番多くボールを拾って、勝ちに行く。そんな決意が込められています。
試合や練習での経験、そしてこのクラブで培った「バレーが好き」という熱意が、未来へ羽ばたく翼になるのです。