山間のグラウンドに響く元気な声。創部から42年目を迎えるスターズ星野の底力は、練習や試合中の「声出し応援」が源です。ミスしたときは「どんまい」、ファインプレーには「めっちゃいいやん!」と、どんなときも前向きになる言葉が飛び交っています。
「日頃の練習の積み重ねがプレーに出るので、練習は基本を忠実に、良いプレーはみんなで褒めて試合につなぎます」と、自身もチームのOBである山口監督はおっしゃいます。
現在のメンバーは小柄な子が多く、機動力を活かしたプレーが持ち味に。
常に「次のプレー」を考えながら、一球一球に集中し、一球一球を大切に、一丸となって勝利を目指しています。
昨年、一昨年と、八女市の試合で連続優勝を飾ったスターズ星野。しかし、長い歴史の中には辛い時期もありました。
豪雨に見舞われ、半年ほどグラウンドが使えず練習できなかったことも。低学年でその悔しさを味わった子たちが、野球をできることへの喜びと感謝を知って、いま、高学年になり、チームを引っ張ってくれています。
次の勝利に向け、今日もグラウンドに元気な声が響きます。