クラブ結成からおよそ20年。計9回の全国大会出場を果たし、昨年は九州大会で優勝を飾るなど、目覚ましい記録を更新し続けていく直方Jr.ソフトテニスクラブ。
しかし、クラブの目標は勝利にだけ向けられているわけではありません。「ソフトテニスは生涯スポーツです。中学、高校、社会人と長く続けるなかで、健康を維持し、多くの友達を見つけてくれることを願っています」と小林代表。
また、ソフトテニスはダブルスが基本となるので「あ・うんの呼吸」で動けることを目指し、「2人で1本とるにはどうしたらいいか」を考えるよう指導するそうです。
自分たちで考え、動くなかで、テニスへの「やる気」を高めていく。その積み重ねが、確かな強さにつながるのです。
練習は直方西部運動公園のコートを使用。ここで初めてテニスに触れる子どもも多く、最初は戸惑いもあるようですが、「一人はみんなのために」のモットーに従い、楽しく、元気よく、強い仲間意識の中で技術も磨かれていきます。
このクラブから、全日本U14に選出されたOB・OGもおり、彼らに続く未来のスターがここから誕生することは、間違いなさそうです。