創部4年の「簀子少林拳」には、小学生から高校生まで男女13人の拳士が在籍しています。道場の歴史としては新しいものの、試合では上位入賞を果たすメンバーもいるほど「創部当初からすると、子供達の力もメキメキ上達しています」と監督。
“礼節を重んじ、心身の向上を図る”をモットーに、練習は雑巾がけで道場をきれいにすることからスタートします。日頃の厳しい練習で子供たちのモチベーションを高めるのは、頑張った分だけ認めてもらえるチームの環境。「こんな型ができるようになった」や「掃除を頑張った」など、少林拳に限らず苦手を克服したメンバーを、みんなで拍手してほめることで、やる気やチームワークを育んでいます。
翌日に大会を控えたこの日は、緊張感があり子供たちの表情も真剣。互いにアドバイスしながら練習に励むメンバーや、監督の指導に熱心に耳を傾ける姿がありました。
練習の最後には「大会で1番になる!」という目標をみんなで掲げ、試合に向けてモチベーションを高めます。一人はみんなのために、チームで勝ち取る勝利へ一歩一歩、頑張っています。