結成7年目の高良内陸上クラブ。久留米市の駅伝大会のために組織されたチームから始まり、いまでは長距離、短距離、幅跳び、高飛びなど、様々な種目に取り組んでいます。2017年秋季の福岡県小学生陸上競技大会では10個のメダルを獲得。幅跳びではこれまで2名が全国大会出場を果たすなど、目覚ましい実績を積み上げてきています。
取材に伺ったのは、大会を控えた年末のこと。寒さをものともせず、各々のフォームに気を配りながら練習メニューをこなしていく子どもたちの背中を、山口監督の熱のこもった声が後押ししていました。「最後まで諦めずに頑張る、その環境を作ってあげたい」と監督。次の一歩がゴールへの一歩だと忘れないことが、その要だそうです。
チームのモットーは「か・き・あ・げ」。感謝の気持ちを持とう・きちんと整理しよう・挨拶をしよう・元気を出そう。これら4つの頭文字を組み合わせたもので、ユーモラスな表現の中に、人として目指す姿が込められています。
約40名の大所帯でありながら、保護者も含めた団結力の強さを追い風に、次の栄光へと走っていく。クラブの皆さんのこれからの活躍が楽しみです。