創部は1975年。実に40年以上もの歴史を誇る黒畑パワーズですが、一時は子供の数が減って休部状態に。それでも、一昨年に10名のメンバーが集まって活動を再開し、昨年には総勢25名にまで増え、チームの名を冠した大会「パワーズカップ」を主催しました。この大会でAチームは見事優勝を飾り、辛い時期をともに乗り越えてきた保護者の皆さんも喜びの涙を流したそう。さらにBチームも年末の西部冬季大会で準優勝という快挙を成し遂げました。
「練習中にはなかなかできなかったことが、試合でうまくはまったりして、奇跡を呼ぶチーム」と原田監督。負けるものか、止まってなるものか、という熱意が、チームの復活とそれに続く快進撃の原動力なのかもしれません。
現在の目標は、県大会での優勝、そして全国大会も狙えるチームに育つこと。課題は多く、実現までの道のりは長いかもしれませんが、最高の仲間と最高の思い出を作りながら一歩ずつ進んでいくのだと、心をひとつにして日々の練習に取り組んでいます。監督やコーチから激が飛ぶこともありますが、褒められたときの嬉しさもあわせて、すべての瞬間が、次の一投、次の一打へとつながっていくのです。