今年、創立から50周年を迎えた立石剣道スポーツ少年団。かつての団員が大人になり、その子が入団してくるというケースも多く、三世代続けてこちらの団員というご家族も珍しくありません。
「何事も、子・先生・親の三位一体で取り組み、気軽に会話もできるのがチームの魅力です」と妹川監督。
子どもたちがどんな気持ちで試合や練習に臨んでいるかを理解していただくため、保護者の方が防具をつけて剣道を体験する機会もあるそうです。
「子どもの心に寄り添って、理解してあげる。そうすることで、大人のほうも心から褒めてあげることができるし、連帯感とともに剣道を好きな気持ちも深まっていきます」
創設時からのモットーは「剛健」。強い心と健やかな体で剣道に親しむことが、人としての成長にもつながります。また、年間を通して多くの試合に参加。今年度も地域大会で個人、団体優勝を飾り、更なる躍進を目指します。
「強さは姿勢に、背中に表れます」という監督の言葉どおり、練習時の子どもたちの背中は、未来へ向けて、すっと真っ直ぐに伸びていました。