「楽しんだが勝ち!!」をモットーに活動する八女ジュニア陸上クラブは、前身となる「岡山走ろう会」もあわせると30年以上の歴史を持つ陸上クラブです。
「陸上はすべてのスポーツの基本です」と樋口監督。「クラブでの経験が、陸上に限らず、様々なスポーツに親しみ、楽しむための基盤づくりになってくれると嬉しいです」
そうした願いから、練習も競技性に特化したものではなく、子どもたち一人一人とコミュニケーションを重ねながら、個々の発育、発達を考慮した内容にしているそうです。
現在のメンバーは小学1〜6年生まで、あわせて50名を超える大所帯ですが、全員が仲良く活動しており、練習の間も笑顔があふれています。
同じことの繰り返しで飽きないよう、ウォーミングアップではボウリング走や四股など、いろんなことにチャレンジ。ときには子どもたちの意見も取り入れ、サッカーやドッジボールなども行い、体を動かす楽しさを追求します。
「教えているのはスポーツの価値観です」と監督がおっしゃるように、まずは体の動かし方を知り、競技に活かすこと。楽しさと正しさの両方が、未来の礎になります。