2017年に誕生したばかりの宗像WINDS ARROWには、3つの小学校の子どもたちが所属しています。その三校を「三本の矢」になぞらえ、「力を合わせて勝利の風を巻き起こそう」という思いを込め、このチーム名がつけられました。
結成当初は男女各8名ずつでしたが、あっというまにメンバーが増え、現在は40名を超える大所帯に。初心者も多いなか、女子チームは宗像福津地区大会で優勝を飾るなど、早くも頭角を現しはじめています。
試合の前後も子どもたち同士で考え、話し合うのが戦略の基本。ミスを悔しがるだけではなく、原因を分析し、改善策を練って実践していく。その積み重ねが、確かな実力になっていきます。
目指すスタイルは、粘り強いディフェンスから早い攻撃を仕掛けるスピードのあるバスケ。福岡教育大学の学生たちも指導に参加しており、若い力が共鳴することで、子どもたちの成長にも拍車がかかります。
勝利の風をひとつでも多く吹かせるため、常に目標を掲げ、全力で戦えるチームでありつづける。新鋭チームの今後の活躍に期待せずにいれません。