学年に関係なく、ひとりひとりが自分の得意なこと、できることを見つけながら「全員ドッジ」を目指しているという上毛☆キッズのメンバーたち。
「みんな素直で優しいんですが、まだまだ気持ちの弱さが残っているので、それを克服していくことが課題ですね」と角監督はおっしゃいます。
練習の開始とともに体育館に響く元気な声も、全体の士気を高める大事なポイント。チームとして周りが支えているんだ、ということをみんなの声が教えてくれるのです。
試合になれば指導者は助言を与えることすらできません。ゆえに子どもたち同士で信頼感を育んでいくことが、心強さにつながり、勝利への第一歩になるのでしょう。
チームの創立は2007年。目標は試合で優勝することですが、まずは目の前の試合ひとつひとつに集中していくこと。今期はバランスのいいチームなので、歴代のベスト戦績も狙っています。
合同合宿などを通して他チームとの交流を図り、チーム内での仲間意識も強くしていく。信頼で結ばれた「全員ドッジ」で優勝を果たす日も、遠くないのかもしれません。