福岡三苫ヤンキースのスローガンは「凡事徹底」。基本的な挨拶や礼儀を怠ることなく、地道に練習を積み重ねていけば、確実に成長していく。そんな教えに忠実に、子どもたちは日々を過ごしています。
「指導はどちらかといえば厳しいほうですが、真剣に挑むからこそ学べることがあると子どもたちには伝えています」と田上代表。闘争心を奮い立たせ、「あきらめない心」を育んでいくことがチームの強みになっており、そうした成長を見せてもらえることが代表も嬉しいそう。
昨年からはバッテリーの育成とあわせバッティング練習を増やしたことで、攻守ともにバランスの良いチームに。三大会での優勝というおおきな実績につながりました。
練習でも、試合でも、子どもたちはお互いの動きをしっかりと確認し、改善点があれば声をかけあいます。その積み重ねが自主性を生み、強さの源に。
現在のメンバーは5つの小学校から参加しており、遠方から通っている子もいますが、だからこそ一緒の時間を大切に、チームワークを高めているそう。「勝つ」というシンプルな目標に向け躍進する、チームの今後が楽しみです。