昔は外で遊ぶのがあたりまえだったけれど、いまは子どもたちが羽を伸ばして遊べない。だから思いきりスポーツに取り組める場所を作れたら。現在コーチを務める川野さんの願いから、朝倉市唯一のバドミントンチーム「朝倉ジュニア」は誕生し、以来18年の歴史を紡いできました。
川野さんの旦那様が監督となって動き始めた「朝倉ジュニア」ですが、メンバーの子どもたちはとにかく「あきらめない」のが特徴だそう。
「目標を決めたら達成するまで粘り強く取り組む子が多いですね」と監督。「こちらがそれを求める部分もありますが、子どもたちも必死になってくれて、真剣に取り組む姿にはいつも感心させられています」
打ち込み前には、全員で掛け声をあわせる「全力エール」を行います。礼儀やマナーを大切にするだけでなく、バドミントンへの情熱が強く感じられる瞬間です。
また、バドミントン以外のスポーツに取り組むなどして、本人も気づかなかった才能を発見する機会も設けています。自分を知ることが個性や強さを伸ばすきっかけに。子どもたちの自信がチーム全体の強さにもつながっていきます。