93年の創部以来、自主性を高めることを大切にしてきた鳥飼オリオンズ。最近では子どもたちの方から練習メニューを提案するなど、学んできたことを自ら形にする流れが確立されてきました。たとえば練習前の「声だし」も子どもたちの発案によるもの。積極的に意見を出すようになると、試合の際にもフォローの声を掛け合うようになり、チームワークも格段にあがったそうです。
また、最近のトピックとしては練習メニューをおおきく変更したことが挙げられます。これまでに学んできたことを基に努力を重ね、7月の福博大会でシニア・ジュニアともに優勝。9月の九州ブロック親善大会のフレンドリーグでも優勝を飾るなど、嬉しい成果に結びつきました。
「波に乗ると強いチームではあるが、失敗が続くと流されやすい一面があるのが今後の改善点であり、今後に活かせる目標として掲げています」と折尾監督。「成長をあせるのは禁物。自分たちのペースをつかみながら努力することを大切にドッジボールを楽しんでほしいですね」
ドッジボールは「勇気を育てる」競技。培った勇気を胸に、鳥飼オリオンズの挑戦は続いていきます。