夏休みは試合続きのお子さんも多いのではないでしょうか。暑い日に全力で挑んだあとは、疲労もあって食欲が出ないなんてこともありますよね。だけど、試合後は発汗量も多く、筋肉の疲労もあるので、むしろしっかり栄養を摂っておかないと、後々の怪我や集中力低下につながる可能性も。そこでおすすめしたいのが、フライパンひとつでつくれる、試合後向けのドライカレーです。
試合で消費したエネルギーを取り戻すには、まずお米から。今回使用する「ひのひかり」は甘みがしっかりあるタイプで、良質な糖質を摂ることができます。また、お米に含まれるレジスタントスターチという成分は大腸に届いて腸内環境を整えてくれるので、ストレスや疲労の溜まった試合後の体にとっても、プラス効果が。もちろん、ドライカレーとの相性もばっちりです。
疲れているときもカレーの香りで食欲がわいてきたり、生姜やスパイスの効果で食欲が増進され、おかわりしたくなることもありますよね。そういう点でもカレーは試合後ご飯に適しているのですが、野菜をみじん切りにしてたっぷり食べてもらえるのもポイントです。卵やレモンをプラスすることで摂取できる栄養素を増やせますし、レモンを絞れば味の変化にもなって、もっと食欲がわいてくるかもしれません。
今回の注目食材は、豚ひき肉。豚肉に含まれるビタミンB1は糖質といっしょに摂ることで疲労回復につながります。たんぱく質も豊富で、筋肉の再生を促す働きも。さらに旬の夏野菜をたくさん摂ればビタミンCの補給に。糖質とビタミンCをいっしょに摂取するとコラーゲン生成が促され、骨、腱、筋肉をつくる助けにも。このドライカレーは、全力でがんばった体にとって最高のごちそうなんです!