おもたせあまおうOMOTASE AMAOU
「おもたせ」とは、本来、お客さまが持ってきてくださった土産物をさす言葉で、お土産を受けとった側がお客さまへの敬意を込めて使います。近頃では、受けとる側が使う言葉ではなく、「このお菓子がおもたせに最適です」のように、持っていく側(=自分自身)が手土産の意味で使うことが増えています。
おもたせをご相伴することで、贈る人の「喜んで欲しい」という気持ちと、頂いた人の「嬉しい気持ち」が重なって、おいしい時間が過ごせるのもいいですね。
豆知識
「おもたせ」(御持たせ物)の略。お客さまへのもてなしにその品をすすめるときに、「おもたせで失礼ですが…」と言い添えることで、「この家は来客に茶菓子ひとつも準備していないのか。」と思われる心配もなく、お客さまに対する礼儀にもかないます。
友人宅や取引先へ訪問する際に持っていくおもたせ(手土産)。ちょっとした手土産といいつつも、贈る物から、その人の心遣いやセンスがにじみ出るのが特徴です。
ここでは、喜ばれるおもたせ(手土産)選びのポイントをご紹介します!
1.相手の好みを知ること
相手との会話の中から、好きなもの、嫌いなもの、家族構成など情報を集めていきましょう。 特にプライベートシーンでは、相手の好きなものを選ぶことで、“自分のことを分かってもらえている”と喜ばれます。
2.取り分けが簡単なものを選ぶこと
パーティーなどの集まりには、人数分を簡単に分けられるおもたせが好まれます。
3.季節を考慮する
旬の素材を生かした、季節感のあるおもたせを用意すると、センスのよさが引き立ちます。