生産者の声(JAグループ福岡)

農事組合法人天生田営農組合

農地を守るためにがんばる

天生田地区の農業形態は、水稲、麦、大豆主体の土地利用型農業。農業従事者の高齢化、後継者不足等生産能力の弱体化が進み集落農業の維持・発展を心配していました。
個々の農家の力だけでは安定した農業を続けていくことに不安を持ち、「担い手育成基盤整備事業」を契機として、大型機械導入により、省力化、効率化を図るとともに全面受託、部分受託を行う「農事組合法人天生田営農組合(任意団体」を県下でもいち早く設立。
個別農家でも安定した農業経営を行うことができ、農業及び農地を存続・発展させることを目指しています。
農機具や資材などのコスト削減を進め、より高収益の作物栽培にも挑戦し、常に経営的感覚を大切にする農業を行っています。

農協さんからたくさんの情報をもらっています。

今年のお米の出来は、夏の猛暑の影響は見受けられるものの、満足できる収穫量となりそうです。
米作りに関しては農協さんの指導をよく聞くようにしています。さまざまな情報の提供を受けることで、おいしい、安全、安心なお米を作るために大変役立っています。
重ねて、この地域は昔からの「米どころ」。平たんな土地が広がり、近くの山や川など恵まれた自然環境の恩恵も大きい。

「気持ちを込めて大切に育てた作物を収穫できるのは何よりもうれしい」と中村さん。農作物を通して「つくる」喜びとともに皆さんのお手元にお届けします。

また、平成19年より園芸部会を設立。イチジクの新品種「とよみつひめ」の一文字整枝栽培にも取り組まれ「県内一の産地にする」と意気込んでおられます。

農業を語ると熱い思いで話が尽きない中村さん、いろんな角度から農業を見つめ、地域ために日々努力を続けておられます。

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