耳納導水
お話をうかがい始めてすぐに「我々の作っている米は耳納導水の水でつくっているからおいしいですよ」。(中野さん) 耳納導水は筑後川の上流のダムの水を直接、田に引き込むだそうです。もちろん筑後川の恵まれた水で作ったお米も、もちろんおいしいそうですが、耳納の水は格別だそうです。
中野さんが主に作られているお米は、「夢つくし」と「元気つくし」、JAくるめ管内では「ひのひかり」の栽培も行なっています。その他たくさんの野菜類や果物類が豊かな大地で生産されています。
「食味」にこだわった米作りを行なっています。(中野さん)
収穫が終わった麦わらを田んぼにすきこみ、地力を高める努力をしています。(指出さん)
加えて特別栽培米ではたい肥を、一般米では専用の肥料を使って栽培されています。収量を犠牲にしても食味の良さを大切にした生産を目指しています。(指出さん)
筑後川の豊かな清流や耳納導水の澄んだ水と合わさりおいしいお米が育ちます。ジャンボタニシの発生が頭の痛いところだそうです。しかし本来、邪魔なジャンボタニシもその特性を利用して除草を行なっています。(中野さん)
JAくるめでは「消費者とのふれあいを大切に」と田植えから収穫までを体験してもらうイベントや餅つき大会を小学生を対象に行なったり、スィートコーンの収穫祭を開催しています。「地産地消」。JAくるめでは「地消地産」として地元で消費するものは地元で作ろうということで取り組んでいます。(指出さん)
JAくるめでは消費者を対象としたイベントを通して、地産地消の取組を地域に広げています。(指出さん)